これは今年で30年目の上演となる朗読劇で、初参加の黒柳徹子さんが共演を望んだ、高橋克典さん、筒井道隆さん、吉川晃司さんだったので、吉川晃司さん狙いで観てみたけど、正直なところ、テーブルと椅子だけのセットで、登場人物も2人だけ、そして、ただただ台本を読み上がるだけの構成で、しかもその内容が感情移入しづらいアメリカのセレブたちの話なので最初のうちは最後まで意識を保てるか心配だったけど、ただ読むだけだからこその誤魔化しようのない緊張感と、読む2人の間に流れる空気みたいなものが伝わってきてだんだん引き込まれてしまった。
終わってからの何度も何度も続くカーテンコールにも感激、黒柳徹子さんを優しくエスコートする吉川晃司さんの、普段ならステージとは違う優しい表情も印象的だった、お疲れさま&ありがとう。
舞台にはテーブルと二脚の椅子。並んで座った男優と女優が、手にした台本を読み上げるだけの2時間。 大掛かりな仕掛けも、目をひく照明や音響もない、このシンプルな舞台が、これほど見るものをとらえてはなさないと、誰が想像できたでしょうか…?
作
A.R.ガーニー
訳
青井陽治
演出
藤田俊太郎
出演
黒柳徹子
高橋克典
筒井道隆
吉川晃司
EXシアター六本木15:00~大盛況


