続・とりあえずの映画鑑賞メモ

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「サバカン SABAKAN」(2022/キノフィルムズ)

《1980年代の長崎を舞台に、2人の少年が繰り広げる冒険と、それぞれの家族との愛情に満ちた日々を描いた青春ドラマ。久田の両親を尾野真千子竹原ピストル、大人になった久田を草なぎ剛が演じる。ドラマ「半沢直樹」の脚本などテレビや舞台の脚本・演出を手がけてきた金沢知樹が映画初監督を務め、萩森淳と共同でオリジナル脚本を執筆。》

これは気持ちのいい作品だったというか、あの名作「スタンド・バイ・ミー」的展開の、少年たちのひと夏の思い出が描かれていて、悲しい出来事が起こってしまうけど、世代を超えた普遍的な懐かしさに溢れる作品だった。

ちょっと気弱な久田くんと、同級生からは避けられているけど“タフ”な竹本くんを演じた2人の子役少年の演技も自然で、久田くんの両親役の竹原ピストルさんと尾野真知子さんの掛け合いも絶妙、竹本くんの母親役の貫地谷しほりさんも良かった、斉藤由貴さんやキン肉マン消しゴムなど時代のアイテムも見どころ。

草彅剛くんの出番はそんなにないので、“ 「ミッドナイトスワン」に続く新たな愛”という謳い文句には惑わされない方がいいかも?
そしてなんと、パンフを買おうと思ったら映画館には置いてなくてスシローで販売してると言われて何度も訊き返してからの、渋谷駅前にもちょうどスシローがあるので早速行ってみたら既に完売でびっくり、まだ公開して日も浅くて観客も少ないのに、なんで転売目的になるような売り方をするんだろうと思ったら、ちょっと気分が下がってしまった、電子版も出ているとのことだけど、普通に販売して欲しい。

☆あらすじ☆
1986年、夏。斉藤由貴キン肉マン消しゴムが大好きな小学5年生の久田は、夫婦ゲンカばかりだが愛情深い両親や弟と暮らしている。ある日彼は、家が貧しく同級生から避けられている竹本と、イルカを見るため海へ出かける。溺れそうになったり不良に絡まれたりと様々なトラブルに遭遇しながらも友情を育んでいく久田と竹本だったが、やがて別れを予感させる悲しい事件が起こる。
※映画.comより

キャスト
番家一路
原田琥之佑
八村倫太郎
茅島みずき
篠原篤

監督

96分

G

TOHOシネマズ渋谷1 18:10~観客15人程/154席