初めて観たのは確か今のバルト9がまだ新宿東映だった頃で、ナウシカの幼い頃の回想シーンに涙が止まらなくて、あの“ランラーララ、ランランラン”のところで泣き声をたてないように持っていた手袋を口にくわえて大号泣したのを覚えているけど、その後も何度か観ているものの、最後に観たのがいつなのか思い出せないほど久しぶりのナウシカだったので、今観たらどうなんだろうとドキドキしながらの鑑賞だったけど、いや~、やっぱりすごいのひとこと!
さすがに今どきの映像技術を駆使したアニメーションと比べると映像的な粗さはあるにしても、乗り物や生物などの造形もしっかり作り込まれた世界観に圧倒されたというか、コロナ禍の今に繋がる問題提起も織り込まれていて34年経った今観ても少しも古さを感じない面白さだった、ジブリの中ではやっぱりこれが一番好きかも。
あらすじ
海から吹く風によって腐海の毒から守られている「風の谷」。ある日、虫に襲われた輸送飛行船が風の谷に墜落する。船内には、“火の七日間”と呼ばれる最終戦争で地球を壊滅させた「巨神兵」の核が積まれていた。やがて巨神兵をめぐり闘争が勃発し、風の谷の王妃ナウシカも陰謀渦巻く戦乱に巻き込まれてゆく。
116分
監督
宮崎駿
キャスト
島本須美
辻村真人
京田尚子
納谷悟朗
永井一郎
宮内幸平
八奈見乗児
矢田稔
T・ジョイPRINCE品川6 18:35~観客8割程/210(105)席
