続・とりあえずの映画鑑賞メモ

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「ロープ/戦場の生命線」(2015スペイン/レスペ)

ベニチオ・デル・トロティム・ロビンスオルガ・キュリレンコら豪華キャストが共演したヒューマンドラマ。停戦直後のバルカン半島を舞台に、自らの危険を顧みずに人を救おうと奮闘する国際援助活動家たちの姿をユーモアを交えて描く。第68回カンヌ映画祭コンペティション部門に正式出品された他、2016年ゴヤ賞では最優秀脚色賞に輝いた。》

これは予告編も目にしたことがなくてどんな映画なのか全く分からなかったけど、キャストも豪華だし時間で選んだ割には大当たり!

要は“国境なき水と衛生管理団”という組織が井戸に投げ込まれた死体を上げるために苦戦するという話なんだけど、簡単にできるはずの作業が思わぬところで邪魔が入ったり命の危険にさらされたりと常識が通じない紛争地域のあれこれが描かれていて、それまでの苦労はなんだったの?みたいなラストのオチも秀逸、ベニチオ・デル・トロティム・ロビンスオルガ・キュリレンコも加わってのキャストも豪華で面白かった。

エンディングで久しぶりに聴いた「花はどこへ行った」の歌詞にもしみじみ、ピーター・ポール&マリーがカバーしてから60年近く経つのに現状はそれほど変わってないと改めて思った。

あらすじ
1995年、バルカン半島のある村では、井戸に死体が投げ込まれ生活用水が汚染されていた。国際援助活動家“国境なき水と衛生管理団“のマンブルゥは、死体の引上げを試みるが、ロープが切れてしまう。マンブルゥたちは、ロープを求めて危険地帯をさまよう。


原題 A PERFECT DAY

106分

監督
フェルナンド・レオン・デ・アラノア

キャスト
ベニチオ・デル・トロ
ティム・ロビンス
オルガ・キュリレンコ
メラニー・ティエリー
フェジャ・ストゥカン
エルダー・レジドヴィック
セルジ・ロペス

渋谷シネパレス1 18:10~観客5割程/115席