これはタイトルからしみじみものと思ったら、日韓ヤクザの抗争も絡んでの展開で、バイオレンスなシーンもけっこうあって目を背けたくなったりもしたけど、病気で認知症の母を思う主人公カン・チョルの思いが優しさ、苦しさが伝わってきて涙腺じわじわ。
手放しでハッピーエンドとは言えないけど、救われる思いのラストもよかった。
オール釜山ロケーションということで、釜山の風景も見どころかも。
ストーリー
ぶっきらぼうだが情に熱いカン・チョルは、病気で認知症の母親スニの面倒を見ながら釜山港で黙々と働き、日々を懸命に過ごしている。ある日、ソウル旅行で釜山を訪れたスジと出会い、笑うことを取り戻したカン・チョルは人生で初めて外の世界へ出る夢を抱く。
監督
アン・グォンテ
出演
ユ・アイン
キム・ヘスク
キム・ジョンテ
チョン・ユミ
キム・ソンオ
イ・シオン
108分
キネカ大森2 17:05~観客10人程/69席


