
“死線上のバンコクを救うのは誰だ?!”
このところ、他に観たい映画がたくさんあるのに、終了間近なのであわてて観にいくパターンが多くて、これもその1本なんですが、でも、私の場合家では殆ど観ることがないので劇場で見逃すと永久に観られないかも、なんて焦ってしまって、特にタイの映画などは年に何本も観られないのでぎりぎりで観てきましたが・・・うんうん、やっぱり観ておいて良かったです。
内容的にはちょっと「シルミド」や「インファナルアフェア」が被るみたいな緊張感で目が離せませんでした。

と思ったら、パンフ代わりのプレスにも“男気がぶつかり合う様はまさにタイ版「インファナル・アフェア」”だって、ふふふ、やっぱりね(^-^)v
基本的にはフィクションですが、1997年にタイで起こったバーツの急落に伴う社会不安、IMF(国際通貨基金)からの借入、返済などが背景にあり、タイ映画としてはこれまでにない火薬の量を使用、歴史的に大掛かりなロケーションを行ったそうなので、それだけでもみどころ充分でした。
というか、これ東京国際ファンタスティック映画祭2005の公式上映作品だったんですね、うーむ、ミラノ座で観たかったかも(:_;)
あ、パトスらしい作品でもあるのでそれはそれでよかったですけど・・・。
銀座シネパトス2 15:20~観客10人程/130席